ヲタ論争論ブログ

ヲタ、ネット界隈をめぐる論争的ブログです

アニメとゲーム

オタカルチャーと戦争 『GATE-自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり-』と文化帝国主義 

いま、『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』のアニメ放送がなされている。知らない人のために一応説明しておくけれど、ある日、銀座に突如現出した門をくぐって異世界からの侵略軍がやってくる。これを撃退した日本政府は、逆にこの門の向こうの「特地…

「やんちゃ史観」または「いじめっ子史観」 侵略と認めない人達

【中川雅治】過去のいじめを自慢する自民党議員たち【熊田裕通】 女性教師を閉じ込めて爆竹を投げ込んだり、同級生を全裸にして性器に落書きしたりしたという、熊田議員と中川議員の「いじめエピソード」。既に大きな話題となっているので再述したりしないけ…

現代美術とオタクの捻じれた立ち位置

SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)が登場したとき、私はこの歌を即座に思い出した。 RAYはiTunesレゲエチャート1位、オリコンインディーズ3位を飾ったこともある関西レゲエシーン注目の新星だ。「日の出ずる国」はかの三木道三さんらのプロデュ…

宮崎駿さんの会見とSEALDsとネット左翼

安保法制をめぐる攻防が大詰めを迎える中、宮崎駿監督の会見談話が話題を呼んでいる。いや、話題を呼んでいるというよりも所謂「右側」や法制支持派から盛んに叩かれている。やれ「老害」だの「ボケた」だの、まあひどい有様なわけだけれど。 軍事力で中国の…

ボーカロイド衰退論とネット発のクリエイションの行方について

著名な歌い手、鋼兵さんのこの動画から、再び「ボーカロイド衰退論」に火がついている。「なぜボーカロイドは衰退したのか」から読み取れる「歌い手の危機感」 対して、それは歌い手をはじめとする「外野」の勝手な都合に過ぎないという論考が出されているけ…

『ゼロの使い魔』続刊は誰が書くのか?ガチで予想してみる

MF文庫J 『ゼロの使い魔』 絶筆となっていたヤマグチノボルさんの『ゼロの使い魔』、続巻刊行決定という待望のニュースに多くの人達が湧き立っています。筆者も素直に喜んでいるうちの一人で、かのゼロ魔を完結まで見守ることができるのはほんとうに嬉しい限…

「駆逐艦をハイエースしてダンケダンケ」-エロ漫画の影響力がパな過ぎる

「駆逐艦をハイエースしてダンケする」←通じる【艦これ】Google先生容赦無い、もう普通の人は意味わからんだろうな・・・ : 艦これ速報 艦隊これくしょんまとめ 「駆逐艦をハイエースしてダンケダンケ」-まあ、筆者もこの意味をほぼ正確に読めてしまうわけ…

実写版『進撃の巨人』を心の底から楽しみにしている

立体機動シーンの入った予告編第二弾が登場。さっそくワイヤーアクションがしょぼいだの恋愛要素がどうだので絶賛大炎上中な様子で。実写版「進撃の巨人」、立体機動予告編が公開されるも早速ダメ出しが調査兵団ばりに飛び交う 「10年前のスパイダーマンにす…

沖縄独立論と沖縄アニメ

このところ、沖縄ないし「沖縄独立論」をめぐる議論をとんと身の周りでは聞かなくなった。先月あたり、あれほど喧しかったのにどうしたのだろう?沖縄をめぐっては知事の訪米や県民集会や石垣市長の発言やNHKスペシャル(『沖縄戦 全記録』)があったわけだ…

私にとってオタク体験は幸せなものだった

宮崎駿に人生を壊された女 | 宮沢楽 | note 「宮崎駿に人生を壊された女」に矢を放つオタクたち - YU@Kの不定期村 オタク不遇の時代とエヴァンゲリオンの呪い。 - 団劇スデメキルヤ伝外超 「オタクの不遇時代」について、盛り上がっている。毎度毎度のこ…

『艦これ』の政治的な位置について。ー『艦これ』は海上自衛隊であるー

アニメ一期も終了し一段落ついたところで、あらためて『艦これ-艦隊これくしょん-』について。その政治的な位置について。 『艦これ』は海上自衛隊である。 かつての戦艦の名を受け継ぎ、艦娘として復活したのが『艦これ-艦隊これくしょん-』だとするな…

ライトノベルのタイトルが長いからといって別に気にしないのは間違っているだろうか?

ヤスダスズヒトさんは偉大だなあ。 【謎の紐に悩殺されそう!】ヘスティア特集 みんなヘスティア様の紐大好きだな!? 創作界隈に「例の紐」旋風が巻き起こる 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』原作小説では、ヘスティアの容姿につい…

『プラスティック・メモリーズ』にみる「人格」問題

空想科学ADVシリーズの脚本家、林直孝さん脚本による注目のアニメ『プラスティック・メモリーズ』の放送 が始まった。非常に面白かったと思うし、続きがとても楽しみなのだけれど、一部ではSF設定が「ガバガバ」だとする突っ込みがされているようで、このあ…