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ヲタ論争論ブログ

ヲタ、ネット界隈をめぐる論争的ブログです

『ゼロの使い魔』続刊は誰が書くのか?ガチで予想してみる

 絶筆となっていたヤマグチノボルさんの『ゼロの使い魔』、続巻刊行決定という待望のニュースに多くの人達が湧き立っています。筆者も素直に喜んでいるうちの一人で、かのゼロ魔を完結まで見守ることができるのはほんとうに嬉しい限り。

 かってゲーム制作で同僚だった玉置勉強さんがヤマグチさんを称して、いい人過ぎて貧乏くじを引く苦労人だと述べたことがありまして、惜しんでも惜しみ切れないヤマグチさんとその作品世界について書きたい事は山ほどあるんですが、それはさておき、今回は多くの人が気にしているだろう、「続刊は果たして誰が書くのか?」に絞って書いてみようと思います。

 2年前にMF文庫J編集部が提示することのできた作家であることをもとに、作品歴、ファンの間で取り沙汰されている声その他諸々をあわせてガチで検討し予測してみましょう。俺のMFフォルダが火を噴くぜ★


築地俊彦さん

 本命かなあ。『ゼロの使い魔』以前、魔法学園モノといえばこの方の『まぶらほ』だった時代があります。ヤマグチさん当人が絶賛していた作家であり、病室に見舞うなど個人的な交流もあった様子。最近は『艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!』で既存プロットを生かした仕事でも素晴らしい結果を出しているので、文句なしに代筆をこなしてもらえる作家さんだと思います。

 但し、この6月に他社で新刊を出し7月にも予定があり。続いて8月に艦これの続刊も予定と、他社での出版予定が続き、どこにMFでの代筆の余裕があるのか、を考えると難しいかも。

桑島由一さん

 対抗。GROOVER-FrontWing時代のヤマグチさんの同僚であり、『神様家族』ほかMF文庫Jでの実績もあることからファンの間で代筆の可能性が高い人としてよく取り沙汰されます。同じ美少女ゲーライター出身ということであれば、MFなら柊★たくみさんや片岡ともさん、ライアーソフト木村航さんなんかの線もあるわけですが、やはり同僚として同一作品でシナリオを詰めるという実績があるのは大きいでしょうね。

 リリカルな彼の感性がゼロ魔世界により彩りを添えることでしょう。但し、最近の活動は音楽方面に没頭というか志向の中心は音楽の方にあるようで、小説に軸がない様子なのが気がかりというか、もし依頼されても引き受けない可能性も高いのではないかという気もします。

鈴木大輔さん

 MFでは『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』でお馴染みの作家さんです。この作品を含め二度のアニメ化実績があるベテランさんですが、基本、与えられた仕事は何でもこなせる多作の職人肌な作家さんのイメージから挙げてみました。プロットの決まった作品だと『文句の付けようがないラブコメ』のようにこれまた冴える作家さんです。

 頭の湧いた女の子の描写もなかなかですので、魅力的なルイズやサイトに出会うことができるのではないでしょうか。現在のところ鈴木さんには手広い割にビシッと完結した作品が少なく、その意味で鈴木作品の完結ぶりを見てみたいというのもあります。

七月隆文さん

 『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』が今年アニメ化する七月さんですが、MFでの出版歴もあります。あかほりさとるさんやアニメの脚本家として名高い花田十輝さんに師事していたこともあって、実に手堅くラブコメの粋を味あわせてくれます。女の子の造形がとてつもなくかわいく、「幼馴染」や「ツンデレ」といったテンプレの純度を高めてトリッキーなこともできる作家さん。

 日日日さんとのシェアワールド作品の実績もあります。但し、前述のように代表作のアニメ化が控えている時期ですから、代筆する余裕はないかもしれません。

葉村哲さん

 知る人ぞ知る、MFの秘蔵っ子。ピーキーな女の子の造形と主人公とのスプラスティックなやりとりには定評があり、根強いファンのついている作家さんです。学園モノだけでなくファンタジーも幅広く書ける人。MFファンなら文句の出ない人選ではないでしょうか。

 但し、あまりにもイラストで組んだほんたにかなえさんのイメージが強すぎて兎塚ルイズやサイトとは齟齬が大きい気もします。ほんたにさん以外と組むことがないわけじゃないんですが、彼女とセットでファンになってる人も多い気がする。

本田透さん

 ご存じ『電波男』の人。ボクタチの萌えを哲学にまで昇華させた希代の「オタク」ですが、ライトノベル作家としては『ライトノベルの楽しい書き方』が著名、MFでの出版歴もあります。「ツンデレ」ブームの一つの締めくくりをこの方にやってもらえたら文句がないのではないかと。というより正直この方の描くルイズというものを見てみたい。

 但し、残念ながら3年前から事実上音信不通の状態です。この方の復活はそれ自体で大きなインパクトになるので、ちょっと話題先行になり過ぎる面もあるかな。

赤松中学さん

 累計500万部を突破し現在のMFを支える代表作でもある『緋弾のアリア』の作家さん。そのヒロイン、アリアの声優が釘宮理恵さんだったこともあって、連想的にゼロ魔の代筆者としてファンの間でよく名前の挙がる作家さんですな。銃器類に造詣が深く、熱いバトルも存分にお任せすることができますね。

 ただ、ただでさえメインヒロインの並べられがちな作品を、作家が代筆したいかといえば、NOかもしれません。一個の作家ならあまりやりたくない仕事ではないでしょうかね。

榊一郎さん

 『棺姫のチャイカ』や『アウトブレイク・カンパニー』のヒット、アニメ化も記憶に新しい、誰もが知ってる偉大なヒットメーカーさん。MFでは『イコノクラスト!』というヒット作もあります。『神曲奏界ポリフォニカ(シリーズ)』でシェアワールドの実績もあり(ついでにその『ポリフォニカ』でイラストの兎塚エイジさんと組んだこともあります)、ガンマニアでもありと、もうほんとお願いできるならこれ以上の方はないかもしれません。

 ただ、作風はところどころでネジの飛ぶヤマグチ作品に比して冷淡といいますか、冷静沈着ですので、微妙にそぐわない感を味わうことになるかもしれません。

月見草平さん

 東大大学院卒というインテリ作家さん。ブログ上でSTAP細胞をめぐる論文騒動にコメントを入れたりとそのバックボーンが伺えます。MFで手堅くシリーズ化実績を積み重ねてきており、葉村さん同様、MFの秘蔵っ子的な位置。学園モノから職業ファンタジー、バトルファンタジーと幅広く、素敵なゼロ魔を読ませてもらえるのではないでしょうか。

 『輪廻のラグランジェ』の小説版ライティングも好評で、既存プロットをもとにしたライティングでもきっと冴えある作品になるだろうと思います。実は一迅社のほうで兎塚エイジさんとのコンビも組んでおり、連携もばっちり。

賀東招二さん

 かの「遊演体」や『蓬莱学園』シリーズに参加し、ハードなバトルからスプラスティックなギャグまで数々の作品を提供してきた大ベテランさん。アニメの脚本でもお馴染みです。本人どうも学園モノやラブコメは苦手とのことですが、そんなこと全然ないのはこれまでのヒット作で皆さんご存じのことかと。ファンの間でも盛んに代筆候補として名前が挙がっているようです。

 病床のヤマグチさんを見舞うなど、個人的交友もあったようですが、ただ残念ながらMFでは実は出版歴がないんですね。そんな大ベテランをMFが引っ張ってこれるのかというと疑問かも。


 以上、とりあえ10名の作家さんを推測候補として挙げさせていただきました。

 勿論、誰になっても文句は言いませんし、また予想される様々な重圧や声やに惑わされずに素晴らしい作品を届けてもらえたらと願っています。どの作家さんが引き継ぐのか、発表が楽しみです。