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実写版『進撃の巨人』を心の底から楽しみにしている

 立体機動シーンの入った予告編第二弾が登場。さっそくワイヤーアクションがしょぼいだの恋愛要素がどうだので絶賛大炎上中な様子で。

 実写版『進撃の巨人』が面倒くさそうなのはたとえば以下のブログにある通りで、

 なんだけれど、実は自分は心の底からわくわくと楽しみにしてる。いやほんとに。別に逆張りしたいとかそういうわけでなく、この映画やっぱ見どころがかなり多いんじゃないかなあ。

 第一に、壁内世界の再現度が凄まじい。たとえ明らかにCG臭いといっても、一度は体験してみたい原作の壁内世界をきっちりしたスケールで再現してるのはそれだけで痺れる。

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 こうして並べてみると、絵的にもすごくいい。ちょっとこれまでを抜けたスケールを感じないだろうか?こういうところはアニメや原作よりも良いなと正直思う。

 もともと自分にとっては物語、特に後半のぶつ切り感を延々続くパニック特撮のスケール感で押し切った『日本沈没』(1973年版)あたりが「特撮映画」のイメージとして基本にあって、それでいいんだよ、みたいな受け止め方をしているところはあるんだけれど。

 ぶっちゃけた感想としてその1973年版に及んだとは言い難かった『日本沈没』を撮り、『ローレライ』も特に後半はどうしようもなかった樋口監督だけれど、今回はいい方向に転んでる予感がする。

 ちゃっかりやっかいな「特撮おじさん」と化しつつ、あえて言う。要するに原作だのキャストだの恋愛要素だのは二の次、三の次。「特撮」なんだよ、世界のスケール感がほんとに楽しみなんだ。